今年も紫陽花がきれいに咲きそろう季節になりました。
わが家のベランダも、いつのまにか8鉢にも増えた紫陽花が
「わたしも、わたしも」と咲き開いています。
詩人、坂村真民さんの「念ずれば花ひらく」の中に、紫陽花の詩があります。
まるくまるく
形のよいものになろうとする
やさしい心の
あじさいの花
きのうよりも きょうと
新しい色になろうとする
雨の日の
あじさいの花
わが家にある中で、私が一番好きな紫陽花は青紫の濃紫陽花。
今年も鮮やかなロイヤルブルーを期待していましたが、やっと
ほころんだ花びらは、想像していた色とちょっと違いました。
去年の色あいと比べると、違いは一目瞭然。青より赤味が濃い
けれど、今年の色も十分美しいので良しとしましょう。
紫陽花の色は土壌が酸性かアルカリ性かで変わってくるそうです。
土壌の中の成分をプログラミングするのは、神さまの領域。神さまの
手のわざによって仕上がる絶妙な色合い。どれも美しいはずです。
最も雨の季節に映える紫陽花の花。
うっとうしい梅雨の季節にもってこいの爽やかな花。
しばらくの間、“紫陽花まつり” のベランダを楽しみたいと思います。