シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

雪のように、羊の毛のように

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          宮城県気仙沼市の雪景色 震災の翌年2012年に撮影

朝から、今年二回目の雪が降っています。

白い雪が舞う窓外の景色は麗しいものですが、通勤通学の人には

路面凍結の不安も…。どうか人々の足が守られますように。

 

聖書の中に「雪」を例えとする記述があります。

 

 「たとえ、あなたがたの罪が緋(ひ)のように赤くても、

    雪のように白くなる。

  たとえ、紅(くれない)のように赤くても、

    羊の毛のようになる。」    (イザヤ書1章18節後半)

 

真っ白いものの例えに、「雪」は必ず挙げられる一つでしょう。

でも全く雪を知らない国の人に、雪がどれだけ白いかを伝える

のは難しいことだと思います。今でこそインターネットの普及で

色彩が共通認識であるかのように思われますが、古代世界であったり、

全く情報の閉ざされた未開の地域に住む人には、色のイメージや

定義が違っていて当然のことかもしれません。だから、この聖書に

ある「羊の毛」=「白い」も全く不思議なことではないのですね。

 

また「罪が緋のように赤くても…」とあります。緋色(ひいろ)

とは、スカーレット(scarlet)。明るく真っ赤な色のこと。

陶芸の信楽焼を題材にした朝ドラ「スカーレット」もありましたね。

 

緋色というと、ホーソン著『緋文字』(米文学)が思い浮かびます。

罪を犯した代償として、胸当てに緋色で刺繍された文字の烙印を

押され、厳しく良心を問われながら生きていく…という小説。

 

自分ではどうしても消すことのできない罪による真っ赤なシミも、

エスさまが十字架で流された血潮によって清められ、雪のように

白く、また羊の毛のように白くされる。それはまさに奇蹟です。

奇蹟の消しゴム。イエスさまの血潮に感謝するばかりです。

 

今日は予定がキャンセルになったこともあり、北京五輪ライブ、

フィギュアスケートの氷上の舞いを楽しみながら、ちらつく雪を

飽かず眺める静かな昼下がりとなりました。

 

雪が降ると聴きたくなる一曲。アダモの「雪が降る」です。

いつ聴いてもうっとりしますね~♪ どうぞ、ご視聴ください。

雪が降る - アダモ - YouTube