朝から、今年二回目の雪が降っています。
白い雪が舞う窓外の景色は麗しいものですが、通勤通学の人には
路面凍結の不安も…。どうか人々の足が守られますように。
聖書の中に「雪」を例えとする記述があります。
「たとえ、あなたがたの罪が緋(ひ)のように赤くても、
雪のように白くなる。
たとえ、紅(くれない)のように赤くても、
羊の毛のようになる。」 (イザヤ書1章18節後半)
真っ白いものの例えに、「雪」は必ず挙げられる一つでしょう。
でも全く雪を知らない国の人に、雪がどれだけ白いかを伝える
のは難しいことだと思います。今でこそインターネットの普及で
色彩が共通認識であるかのように思われますが、古代世界であったり、
全く情報の閉ざされた未開の地域に住む人には、色のイメージや
定義が違っていて当然のことかもしれません。だから、この聖書に
ある「羊の毛」=「白い」も全く不思議なことではないのですね。
また「罪が緋のように赤くても…」とあります。緋色(ひいろ)
とは、スカーレット(scarlet)。明るく真っ赤な色のこと。
陶芸の信楽焼を題材にした朝ドラ「スカーレット」もありましたね。
緋色というと、ホーソン著『緋文字』(米文学)が思い浮かびます。
罪を犯した代償として、胸当てに緋色で刺繍された文字の烙印を
押され、厳しく良心を問われながら生きていく…という小説。
自分ではどうしても消すことのできない罪による真っ赤なシミも、
イエスさまが十字架で流された血潮によって清められ、雪のように
白く、また羊の毛のように白くされる。それはまさに奇蹟です。
奇蹟の消しゴム。イエスさまの血潮に感謝するばかりです。
今日は予定がキャンセルになったこともあり、北京五輪ライブ、
フィギュアスケートの氷上の舞いを楽しみながら、ちらつく雪を
飽かず眺める静かな昼下がりとなりました。
雪が降ると聴きたくなる一曲。アダモの「雪が降る」です。
いつ聴いてもうっとりしますね~♪ どうぞ、ご視聴ください。