シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

「感謝」は健康の秘訣

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ネット記事を読んでいて、とても興味深い記事に出会いました。

あの有名な「卵ボーロ」にまつわるエピソードです。

菓子製造会社社長の竹田和平さん(故人)は、人が怒っている時に

吐く息を詰めた袋に虫を入れておくと、まもなく死んでしまうこと。

また人が笑う時に吐く息を詰めた袋の中では、長く生きている

という説に目を留めました。その説とは、アメリカの心理学者、

エルマー・ケイツ博士の実験結果によるものだったようです。

 

心理状態が健やかな人の呼気をガラス管に吹き込んだ場合、

息の中の揮発性物質が固まり、免疫物質を生じさせる。

一方、怒りや憎しみを持つ人が吹き込んだ管のほうはカスが残り、

有害物質となるというもの。

 

つまり、穏やかな人の呼気であれば異常無し。悪感情の呼気は、

体内に毒素を生むということになりますね。よく「毒を吐く」と

言いますが、科学的根拠があることがよく分かりました。

 

卵ボーロの話に戻りますが、武田社長は、製造者の心の状態は

必ず反映されると信じ、全社員に「ありがとう」の言葉の実践を

言い渡したとのこと。百万回の「ありがとう」を受けて世に

送り出された「卵ボーロ」は、誰もが知る有名菓子となりました。

 

「ありがとう」という感謝の心理波動は、免疫力を高める

有益物質を生み出すことが医学的にも証明されました。

それならば三度の食前の祈りも、ぜひ取り入れたいものです。

まず今日も健康で、美味しく食事ができることに感謝し、

食材に感謝し、生産した人に感謝し、料理してくれた人に感謝し、

そして何より、必要な日照や恵みの雨をもたらしてくださった

神さまへの感謝に帰結し‥。心からの「いただきます!」を。

 

そうは言っても、なかなか感謝できないこともあります。でも、

別の角度から感謝に置き換えることは可能です。エネルギーは

要りますが、その置き換え作業は自分を鍛錬することにもなり、

とても有意義なことだと思います。どんな小さなことでも、

「感謝」を捜してでも見つけること。

これが健康の秘訣ではないかと思っています。

 

 いつも喜んでいなさい。

 絶えず祈りなさい。

 すべてのことにおいて感謝しなさい。

 これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに

 望んでおられることです。

     テサロニケ人への手紙 第一 5章16-18節

 

※写真は昨年末に収穫した人参。葉っぱも美味しく頂きました。