シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

コロナフレイルとは? 予防対策は?

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最近、ネットや新聞紙上で「フレイル」という言葉をよく目にします。

frail(英語)は日本語にすると「虚弱」という意味。誰でも年を取ると

体力が低下し、いつかは人の手を借りなければならない時がやって来ます。

フレイルとは、年を重ねるにつれ、知力、体力が徐々に弱まっていく時期。

さらに言えば、介護が必要かどうかの「中間的段階」を指す専門用語の

ようです。そう遠くはないところにいることを思えば、なんとも身につ

まされる言葉ではあります。

 

「フレイル」に冠がついたのが「コロナフレイル」。

感染予防のため、ステイホームを求められて約1年半。外出する機会が

激減しています。ストレスフルなのは、どの世代も同じですが、特に

高齢者の現実は深刻です。アクティブシニアと言われる、活動的な老人は

別にしても、趣味のサークル活動や旅行、会食などをじっと我慢して、

巣ごもりの日々を送る人の何と多いことでしょう。決まりを守って粛々と

暮らす高齢者に、そっと忍び込む「コロナフレイル」の危うい影‥。

 

例えば食欲がなく体重が減少したり、間食が多くて増加したり、倦怠感が

抜けなかったり。また生活様式の変化によって、やる気が起きなかったり、

外出を控えることで足腰が弱り、歩く速度が低下したり‥。ネット記事で

読みましたが、もし高齢者が2週間寝たきりになった場合、通常の7年間に

失われるのと同程度の筋肉量が落ちるのだとか。 そうなんだ!少し無理を

してでも歩かないと! 思い当たるふしがある分、切実にそう思います。

 

また、どうしても生活リズムが緩んでしまい、緊張感がなくなります。

抑うつ状態を招いたり、認知症の引き金にもなりかねません。先の

見通しが立たないから不安になったり不眠に陥る人も。最近、私も不眠で

苦しい思いをし、原因不明だと思っていましたが、もしかしたら遠因に

「コロナフレイル」があったのかなと、妙に頷いたりしています。

 

また、社会とのつながりが希薄になるため、孤独や寂しさを感じて

いる人は、けっこう多いでしょう。これはとても深刻な問題です。

そんな時、電話やスマホというツールは優れものだし、親しい人との

コミュニケーションに役立ちます。ただ、それらにも限度があります

から、できれば一歩、いや十歩以上進んで、オンラインの活用も必要

な時代になったのだという、割り切りも大事かと思います。

 

高齢だから、機械音痴だから、面倒だから‥は、全部、言い訳です。

かかりつけ医が笑って言ってました。“新しいことを覚えようとしないのは、

ある意味、認知症の始まりだよ”と。 うーん、そうなのね‥(-_-;)

今の時代を生きるからには、かなり高いハードルでも、必要とあらば

採り入れる勇気、決断をすべきなのでしょう。

 

「コロナフレイル」の予防対策として、定時の起床と就寝。三度の食事。

適度な運動。水分補給。三密回避。マスク着用。手洗い、うがいの励行。

そして積極的なオンライン活用。作文や手仕事も脳トレに良いそうなので、

今日も一つ、作ってみました。A4用紙1枚でできるマメ手帖。マッチ箱

二つ分位のサイズ、表紙は折り紙、背表紙はマスキングテープ使用です。

ブログも、もう少し更新頻度をアップしたいと思います。