シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

クリスマスローズの花によせて

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「おばあちゃんはクリスマスローズが好きなの」と、

当時5、6歳だった孫に話すと、すかさず、「クリスマス

ローズはバラ科じゃなくてキンポウゲ科多年生植物で、

根は毒があるから、飾る時は気をつけてね」と。

 

そうなんです。調べてみるとクリスマスローズの学名は

「ヘレボレス」。ギリシア語で「食べると死ぬ」という

意味なのだとか。さすが、植物博士の情報は完璧でした。

さすがです。

 

クリスマスの時期、つまり12月以降の寒い季節に、薔薇の

ような花を咲かせるので、そう呼ばれるようになったよう

ですね。ちょっと紛らわしいですが‥。

 

クリスマスローズ花言葉は「私の不安を取り除いて

ください」。ほかには「慰め」「いたわり」「追憶」

「中傷」「スキャンダル」の言葉も‥。

優しさと、危険な毒を合わせ持つ蠱惑(こわく)的な

花のようです。

 

ちょっと首をかしげ、うつむいている花弁が、内弁慶な

私の性格に似ていて親しみを覚えます。ひっそりと、

やがて来る春の訪れを待つ花の姿は、どこか気高さを感じ

させます。地味ながらシャープな花の形も好ましい。

 

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これは、教会の花壇に植えられているものを少し

分けて頂き、鉢植えにしたものです。3年目にして、

ようやく花を咲かせてくれました。花言葉にあるように、

目と心を慰め、和ませてくれる優しさがありますね。

中の方に蕾も幾つかあるので、しばらく楽しめそうです。

 

私の好きな聖書のことばがクリスマスローズ花言葉

重なります。

 

 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもって

 ささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を

 神に知っていただきなさい。

 そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、

 あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって

 守ってくれます。

        (ピリピ人への手紙467節)