シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

シクラメンを描く

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先日の水彩画教室で、鉢植えのシクラメンを描きました。

薔薇や紫陽花、向日葵などはよく描きますが、シクラメンには

過去3度ほどしか挑戦していません。シーズンが、慌ただしい

12月頃の花だからかもしれませんね。

 

12月17日付の読売新聞・編集手帳に、1975年に大ヒットした

シクラメンのかほり」について書かれていました。当時は

「うす紫のシクラメン」もなく、「かほり」もなかったそうですが、

品種改良されたのでしょうか。今はどちらも、あるのだとか。

大ヒットが品種改良のヒントになったのかもしれませんね。

前奏のアルペジオを聴くと、反射的にシクラメンの花が浮かびます。

 

ドンピシャ世代ではないのですが、姉や姉の友だちの影響で、

若い頃はエルヴィス・プレスリーの曲をよく聴いていました。

「Mary in the morning」も好きな曲ですが、「シクラメンのかほり」を

作詞した小椋佳さんは、この曲の歌詞が気に入って採り入れたのだと

聞いたことがあります。

「Nothing’s quite as pretty as Mary in the morning…」

  朝のメアリーほど きれいなものはない

 「真綿色した シクラメンほど すがしいものはない…」 確かに!

 

昔のスケッチブックを引っ張り出してみたら見つかりましたよ、

シクラメンの絵が。なんと20年以上前に描いたものでした。

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そして、これは先日描いたもの。

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見比べると、ほとんど進歩がない。向上心の欠如が物語っています。

ただ、どちらの絵からも分かるのは、花をガン見しているなぁ…と。

超ヨリ目になって鉛筆を走らせている自分が目に浮かびます。

 正直、これ以上のスキルアップは望めませんが、継続していること

には誇りを持ちたいなと思います。

 

継続ということを、聖書の言葉から考えてみたいと思います。

 イエス・キリストガリラヤ地方の方言、アラム語を話していたよう

ですが、当時の言語、ヘブル語では、「Do~!」(~しなさい)という

場合、「命令形+進行形」の意味になるのだと学びました。

 

 求めなさい。そうすれば与えられます。

 探しなさい。そうすれば見出します。

 たたきなさい。そうすれば開かれます。 

           -マタイの福音書 7章7節ー

 

どこまでも求め続けなさい。探し続けなさい。たたき続けなさい。

そうすれば、必ず新しい世界が開けてきます。このように動詞が

進行形であることの意味を心に留めて、やっていることを簡単には

手放さず、継続していけたらいいなと思っています。