シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

物を贈る、ことばを贈る

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最近、陶芸教室で作った器を、お世話になっ

方や親しい人にプレゼントする機会が増え

ました。

陶芸を始めて5年が過ぎ、自作の器も増え続

け‥、収納が難しくなってきたことも理由の一

つです。でも、人に物を贈るというのは、けっ

こうデリカシーが必要なことのようですね。自

己満足になったら台無しです。

付き合いの長さとか、親しさの度合いとか、タ

イミングとか、ジャストタイミングを見極めるの

大切なポイントかと。

まだまだ初心者レベルの腕前ですから、多少

の歪みはご愛嬌‥。皆さん、優しい笑顔で受

け取ってくださいます。

 

写真は唐津焼ぐい呑み

毎日、晩酌をするというご夫婦へ贈るつもりで

すが、唐津釉の楚々とした味わい、気に入っ

ていただけるでしょうか

 

人に物を贈るのも気を遣いますが、ことばを

贈る場合はもっと神経を遣います。贈る側と

受け取る側の温度差が大きいと、どんな名言

至言であっても砂を噛むような思いがするだ

けで、相手の心には響きません。

 

ノンクリスチャンの人に聖書のことばを贈る時

は、特に慎重になります。祈って、今その人の

求めにピッタリのことばを聖書から選び出し、

いつ・どこで・どのように伝えるべきかを探りま

す。言うは易し、行うは難しという諺がありま

すが、まさにその通り。美辞麗句を連ねても、

自分がそのことばのように生きていなけれ

ば、相手の心を動かすことなどできません。

 

人に聖書のことばを贈るら、日々、それを自

分のものとして生きる姿勢が求められる‥。

 

秋の夜長、“贈る”ということについて考えて

みました。