シャロンの薔薇

聖書から学んだこと・日々の出来事・ハンドメイド

川崎フロンターレポスト

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サッカーJ1チーム、川崎フロンターレのサポーター歴、15年。それまでスポーツ観戦には関心もなく、これほど自分がサッカーにはまるなど、まったく想像できませんでした。

 

華麗なパスで敵陣を切り裂くプレースタイルはもちろんですが、地元 川崎愛にあふれる、クラブスタッフや選手たちの心意気が最高です。これがサッカークラブ? そんな度肝を抜かれるような企画に戸惑ったり、感心したり。今ではサポーターも、奇天烈な取り組みにも驚くことはなくなりました。とにかく、ユニーク。その一言に尽きます。

 数えれば枚挙にいとまがありませんが、幾つか例を挙げてみます。

川崎市では110校余りある小学校に、副教材として「フロンターレ算数ドリル」を配布しています。算数ですから、距離や時速の問題などが含まれるのでしょうか。とにかく、小学生たちが楽しく学習できるようにとの、期待を込めた取り組みのようです。

 

2011年3月、東日本大震災の際は、陸前高田市の小学校で教材が不足していることを知り、このドリルを寄贈したことで陸前高田市と繋がりができました。以来、「かわさき修学旅行」と銘打って、児童たちをホーム等々力競技場での試合観戦に招待する活動が続いています。

さらには陸前高田市で「ふろん田」プロジェクトを立ち上げ、試合の合間に米作りにも参加。先日もテレビで雀を追い払うテープを貼ったり、案山子(かかし)を作る選手たちの様子が映し出されていました。サッカー選手が田植えに稲刈り‥の農作業。あまり他では見られない、貴重な光景ではあります。

 また、今年(2019)は、発達障害の子どもたちにサッカーを楽しんでもらおうと、特別観覧席を設けたことがニュースになりました。発達障害への理解を深めるため、また共生社会について考えるための、きっかけになったことと思います。

 そして今日のブログのタイトル、「川崎フロンターレポスト」。

フロンターレは創立23周年特別企画として、7月23日から順次、川崎市内全区7箇所に、川崎Fユニフォームポストを設置しました。赤いポストが、青いポストに変身?

「なんで、なんで?」の声が聞こえそうですね。

 これは、23周年の23を「文(ふみ)」と読み、大切な人に手紙で気持ちを伝える機会にしてもらおうということのようです。かなり強引なこじつけ感はフロンターレあるある‥ ですが。川崎市日本郵便南関東支社の協力で実現したとのこと。過去、他にも導入例はあるものの、全市をあげての設置は政令市で初めてとのこと。地元密着型のフロンターレ、さすがとしか言いようがありません。川崎市バスの色とブルー重なりで、やや見つけにくいという難があるのはともかく、地元民がクラブの主旨を理解して、大いにウケてくれたら嬉しいですね。 

実際にはまだ3箇所のポストしか見ていませんが、できれば7箇所、回ってカメラに収められたらと願っています。 

三連覇に黄信号が点る今季のフロンターレ

優勝とか連覇とか王者とか、きらびやかな文字に惑わされず、持ち味の観衆をワクワクさせるサッカーで、残り10節を魅せて欲しいものです。